2011年11月7日月曜日

ちょっとした話1(和包丁について)

皆々様こんばんは〜(・o・)ノ

魚じゃないイトウです♪


( σ・∀・)σゲッツ!!

古!Σ(°□°;)

そんなボケにツッコミは…ナシで。

はてさて。
今日はお仕事お休みでした。
所用を済ませたところで、ちょっとした話をしましょうか♪

僕の好きな【和包丁】についてです。

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日本料理の包丁って色々な包丁があるんです。

大小様々、多種多様。用途によって使い分けるのが肝要となります。

基本となる包丁が、(1)出刃包丁、(2)薄刃(菜切り)包丁、(3)柳刃(刺身)包丁です。


(1)出刃包丁
出刃は、主に魚介、鳥獣類をおろしたり、さばいたり、骨を叩くのに使います。
出刃は結構分厚い包丁です。和包丁は特に分厚いです。
後結構重たいんですよ。しかも骨を叩いたりするので、刃がよく欠けるんです(ToT)
フォルムの美しさが半減します…orz

(2)薄刃(菜切り)包丁
次に薄刃ですが、主に野菜を扱うためのものです。
刃先のそりがなく、まな板に均等に刃が当たるようになっています。
また刃が薄く、抵抗が少ないので、皮むき、桂むき、飾り切りにむいてます♪
また関西と関東では少し形が違います。峰の先端が鎌形なのが関西、角型なのが関東です。
この薄刃は研ぐ時に一番気を使います。均等に刃を研がないと、鎌みたいなかたちになっちゃいます(^_^;)
僕の薄刃も若干鎌になってます(;∇;)

( ・∀)<ゃーぃヘタクソ
…(´・∞・`)

(3)柳刃(刺身)包丁
最後に柳刃です♪
お寿司屋などで見かける細なが〜い包丁です。刺身を引くほか、出来上がった料理を切り分けるのにも使います。
刃元から切っ先まで薄くて鋭い刃がついてます。
刃渡りが長く、細いため、材料に余計な力がかからず、切り口がきれいに仕上がります♪
因みに刃元から切っ先まで同じ幅のものは「蛸引(たこひき)」って呼ばれ、江戸前のお寿司屋さんで見かける事が多いんです♪

柳刃はスラッとしてるから綺麗♪
刃先のそりの具合も人によって好みがあり、僕は「峰」側に切っ先が近い方が好きです♪たまに日本刀のようにワザと角度をつける人もいます。同級生にいました(笑)
柳刃は切っ先の鋭さが美しいんです!そして傷のない曲線美…♪
だから…柳刃の刃が欠けると一日中憂鬱になります(;∞; )
がっつり欠けるとしばらく憂鬱です(。。;)

以上が日本料理基本の3包丁です。


いやはや和包丁って奥が深いんですよね〜。
ただ眺めているだけでもいいんですが、やっぱり手に持ってみてからの、柄の持ち味から…包丁の鋼の重心がある位置によっての重さの感じ方や、動かした時の感覚がまた包丁によって微妙に違ったり、鋼の種類によってかなり変わってくるんです♪
後、種類の豊富さがいい♪
同じ種類の包丁でも、地域によって形の違う鰻裂き包丁が面白い♪
僕が知ってるのは、東京型、名古屋型、京都型、大阪型です。
それぞれ刃の形が違うんですよー♪
現物は東京型と大阪型しか見たことないんですが…(^_^;)
いい包丁ですよ♪( ̄∀ ̄)
それにやっぱり切れ味が大事ですね♪
自分で包丁を研いでますが、この時間は自分の中ではかなり好きな時間です♪無心になって包丁を研ぐってたまんないっす♪
いらいらしてても包丁を研ぐと気持ちが落ち着きます(笑)
切れない包丁はつらいです。
余計な力を入れてしまって、怪我の原因になります(^_^;)

一体何回切った事か…orz

シェフを目指してはいますが、和包丁が好きなのは変わりません(笑)
仕方ないよ、元板前だもの(笑)
あのフォルム好きだし。


ってな感じでちょっとした話でしたが、如何でしょうか?

若干まにあっくですが(笑)

ほな皆々様また〜♪

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