“四季が変われば、生える草も変わります。ーーー自然放牧酪農家・洲濱さん
だから牛乳の味も春は春、夏は夏、と季節によって変化するんですよ”
ほし草、おいしいわ〜
もぐもぐ
ホルスタイン種です。よろしく。
と、いうことで、本日はいつもおいしい牛乳(味蔵ではコーヒーのミルクに使っています・・・贅沢!)と
お水を提供してくださり、
味蔵から徒歩1分のカフェ「ミューイ」でリピーター続出のソフトクリームやジェラートなど(新商品はグラタン!)を販売しているシックスプロデュースさんの牧場におじゃまして、代表取締役の州濱さんとお父さんにお話を聞きました。
ああ。すごいことよ。
・牧場によくある「う、くさい〜」という臭いがしない!深呼吸歓迎。
・牛舎が、ない! 牛たちは夜はどこで寝るんですか?と聞くと、
「夜になるとそれぞれ山へいったり、散らばったり、色々です。」と。
・イノシシが近辺に出なくなる。(農業的な被害が少なくなる!)
いろんな【!】(驚き、発見、気づき)が出てくるのもそのはず。
シックスプロデュース(詳しくはコチラ)は
現在20数頭いて、雄が一頭。自然に妊娠状態になった牛からのみ朝、牛乳を頂きます。
だいたい80L/日 ということでした。
「冬の間はどうするんですか?」という質問に
「1)ホルスタイン種は元は
2)冬になると毛が1cm→3cmくらいまでのびて、ふさふさになるから越冬できるんだ」と。
かわいいなあ〜 と愛でているのは観光協会のA井さん。
「今は、たねが牛舎内で大量に飼育される用になっているから、今後はもっと放牧に適した牛になるように放牧の牛が増えていくといいんだ」と、普段は見せない牛へのアツい思いを語ってくれました。
すはまさん、優しくその様子を見守ってくれています。
自然放牧の基準は?
一般的な牧場と何が違うの?
放牧の多面的効果とは?
以上のような内容に少しでも興味もたれた方はぜひこちらを参照していただきたいです。
わたしが心をつかまれたのは、牛乳の味やソフトのおいしさはもちろん、
酪農をする上での考え方。
下記シックスプロデュースHPより抜粋↓
家畜福祉の概念を取り入れる上で、家畜動物を経済(産業)動物としての利用を
認めながら「感受性のある生命存在」として位置づけること。
感受性のある生命存在とは下記の各項目を示し、「生き物産業」の従事者として日常業務
における基準とする。
【家畜は感受性のある生命存在である】
①自分自身の取り巻く環境を認識している。
②感情的側面をもっている。
③自分自身に何が起きているかを認識している。
④経験から学習する能力を持っている。
⑤肉体的な感覚、つまり痛み、熱さ、寒さ、飢え、乾きなどを認識している。
⑥他の動物と、自分自身の関係を認識している。
⑦異なった動物や、物体、状況間を選択する能力を持っている。
常日頃、私たちは家畜を感受性のある生命存在と認識し「5つの自由」を追求する
責任がある。5つの自由とは下記の内容を示すものである。
【5つの自由】
①「飢えと乾きからの自由」
②「不快からの自由」
③「痛み、傷、病気からの自由」
④「通常行動への自由」
⑤恐怖や悲しみからの自由
ああ。ぐ、、ときましたね。
こんな風に尊重されて、一緒に生きる牛さんら。
と、その乳を頂くわれわれ。
しあわせね。
ん?
(今日はおきゃくさん多いな〜)
毎日新しいことに出くわして、楽しそうですね!
返信削除牛を放し飼いとは・・・勝手に山で寝るとは・・・自由な牛たちだなぁ。いつもストレスなさそうで、ミルク美味しそう。飼い主さんも大きな考え方で、気持ち良いです。にしても、牛が近い(笑)
元岡山県民の一児のパパより
トニーさん
返信削除こちらのブログ至上、初コメント!!!!ありがとうございます!ともです。
そうなのです。ミルクはとってもおいしいですよ〜。四季折々の味が試せるので、ぜひ一度は体験してもらいたい!あ、接近戦だったので牛の角結構こわかったです(笑)