“岡山県でも指折りの森林浴スポット西粟倉村「若杉天然林」は、中国山地の代表的な自然の宝庫で、面積約83ha、標高 1,200m、氷ノ山後山那岐山国定公園の特別保護地区となっています。地元では、「若杉原生林」と呼んでおり、 県下3大河川の一つ吉井川の支流、吉野川の源流が流れています”(岡山の自然百選HPより)
2012年9月に審査員特別賞を受賞した「地域仕事づくりチャレンジ大賞2012」(NPO法人ETIC主催)がきっかけで、西粟倉村訪問の機会を狙いつづけ、1年越しに念願叶いました。
ご覧下さい、緑色の豊かさ。濃淡や陰影、普段よりややひんやりとした空気。
マイナスイオンとはこのことか。
「森に来ると、自然と呼吸が深くなるのは、人間の本能らしいです」
そう教えてくれるのは西粟倉
森の学校の取締役、牧大介さん。
良質な酸素の交換に最適なように体が呼吸のあり方を変えるようです。
◎石が水を呼ぶ
地表に存在する石ころたち。ただそこに居座っているだけではありませんでした。
石があることで、森内の湿度調整機能を担っていたのです。
・日中の温度差で石の表面に結露ができる〜結露が地面に落ちる〜地面が湿気を帯びる〜
苔が生える〜より結露の領域が広がる〜(最初へ戻る)
トチノキ
おもむろに、原生林の看板後ろへ行き
ガバッとかがみ、何かをつかんでいると
思いきや、牧さんが持っていたのは落葉
「ここにトビムシがいる」と
落ち葉を一枚一枚めくっては目を凝らして動く小さな小さな生き物を紹介してくれました。
牧さんの会社名でもあるトビムシは、見えないところで地道に落ち葉を分解し、土を作り、未来の森を作っている。
超・気持ちいいのですってば。
左の写真は植林した人工林が間伐され、見事に光の入る美しい森となっている様子。
明るい森って心地よい。
1)密接に木を植える
(まっすぐ上へ伸びる木になるため)
2)間伐する
3)日の光が地面にさす
4)光合成をする草が生える(根がはる)
西粟倉「百年の森林構想」のモデルとなっている場所。
邑南町よりも、もっともっと
谷の印象が強い。山が近い場所。
そんな谷谷を一望できる場所で
牧さんが谷の歴史を話してくれました。
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