向井理主演の火10ドラマ「ハングリー」を見て一息ついてから
ブログ更新です。トマト、美味しそうでした。。。じゅる。
さて、以前山形出張した際に、鶴岡市がユネスコの食文化都市認定を目指し、
様々な活動をされていることを一度ご紹介しましたが、
その際に「田舎力」(2009、NHK出版)を読むきっかけがあり
ようやく噛み砕けたのでこちらで少しまとめたいと思います。
点線内以下同書より抜粋(※印は私的補足など)
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『人間は脳で食べている』(ちくま新書)によれば、
おいしさには4分類あるという。
- 生理的な欲求に合意するものはおいしい
- 生まれ育った国や地域あるいは民族などの食文化に合致するものはおいしい
- 脳の報酬系を強く刺激するおいしさはやみつきになる
- 情報がおいしさをリードする
pp. 142-143
※3と4が「現代的なおいしさ」と「人間は〜」の著者が説明しているもの。人工的に抽出されたうまみ成分を多用した商品や広告を大量に投下して先入観でおいしいと思うものなど。
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なぜ(生産現場の見学や体験講座などの)講座に参加する消費者が増えているのか。
その理由
- 安全志向の高まりー安全かどうか判断するには生産現場を知らなくてはならない。しかし、生産者が食の背景を具体的に伝える場は少なかった。その場が徐々に生まれることで、消費者のニーズにこたえる形
- 蘊蓄を楽しむグルメが増えてきたから
- ロハスやスローフードなど環境や健康や自然を志向するムーブメントの広がり
- 健康志向。便秘や肌荒れ、アレルギーなどに悩む女性のできれば体にいいものを食べたいという機運から
pp. 127−128
※間違いなく、私はターゲットです。でも確かに友達で、周りでそういう考えに
共感する人がいるということは、ニーズは結構あると、思っています。
そういう人たちにもっと届けなきゃ、つながらなくては、と考えたり。
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地域デザインに、いかにお金と時間と人材を投入できるかが、
都会がまねしたい田舎になれるか、そうでないかの分かれ目になるだろう。
もちろんデザインとは、(中略)地域全体の暮らしと方向性を決めて、
その個性をいかに引き出してみせるかということなのである。
p. 113
※「耕す起業家育成塾」の第一回講義(2012, 1, 11)で松永先生も仰っていたが
「人口の少ない町村ほど、農業ー商工観光ー定住 などの縦割りが少なく、
一丸となって動けている」ということ。
なお、邑南町は現在「農商工連携ビジョン」に「A級グルメ立町」を掲げ
5年以内に 1)起業家5名排出 2)定住者200人 3)観光100万人 を
目標として設定しています。
こんなに具体的に目標設定、遂行している地域は少ないと聞きます。
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・・・・ふぅ。
あと最近
「かもめ食堂」群ようこ
→主人公が武術をたしなみ、膝行のシーンがあり、懐かしくなりました。
「イチバン親切なイタリア料理の教科書」
→これを見て今日はほうれん草のムースにチャレンジしましたが、
少し固くなってしまいました。トライあんどエラーです。
「あなたのためにーいのちを支えるスープ」辰巳芳子
→スープの研究!
などを読みました。
いったん、お休みなさいませ。
とも
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