外でごはんが気持ちいい。
つくしも、生えれば
さくらも咲き乱れる
ねぎを植えれば
虫にもくわれる
ああ、いた痒そう。。
気持ちよく、穏やかに、健やかに日々を過ごせたら
どんなに幸せなことだろう。
20代半ばの人間が思うことではないかもしれないけれど笑
私は学生の時分から、
自らの生活が、そのまま仕事になったらいい、という考えがあって
それは楽しそうに働く大人と沢山出会ったことで芽生えて
社会人になり自由な時間に大きな制限がかけられたことで確信に変わりました。
明日死ぬかも分からないなら
やっぱり毎日心地よく過ごしたい。
いい空気吸って、おいしいもの食べて、色々発見して、楽しく時間を過ごしたい。
それが仕事にできるなら、なんて素敵なことでしょう。
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3月はそんなことを思い出し、芯を揺さぶられるような
強めの衝撃がありました。
一つは、やまけん。
学生時代に食の安全をテーマに講演して頂いたり、就農塾に関わらせて頂いた以来の
長時間の再会、そして初となるやまけんのお仕事現場への「同行」の機会を頂きました。
たべものとは、特有の風土から生まれる食材と食文化の総称である
この「食べ物は地域の食文化と不可分」という考え方はやまけんさんの
生産者への取材の際にも、地域の食文化に対するリスペクトという形で表れ、
それが生産者を饒舌にさせるのかな、、と思いました。
←紅梅醤油にて。関連商品を味見させていただく。
※その様子がやまけんブログに取り上げられました★
←岡富商店にて。ふぐ・・の干物になる状態の前の説明中。
←雲南にて。地域の婦人会の方による旬野菜料理。この他にも煮しめや漬け物20種ほどなど、地域の食文化を感じる時間でした。
↓しずの岩屋@大田 塩作り体験の現場や、日本誕生のロマンある土地をめぐる。
食や農に関する情報が理路整然と頭の中で配置されているのは明白、
使われる日本語が力強く、その言霊に圧倒され通しの2日間
知らない単語ややりとりの方法をただメモするだけで、ノートがぎっしり埋まり、久しぶりに大学のフィールドワーク延長のような、脳みそフル回転状態。
プロフェッショナル、どーん!これでもかー!どーん!と焼き付けられました。
生産者やシェフ=専門家と対等に話すには、それ相応の理論や背景を
もっとピッチを上げて勉強せにゃやれんのぅ。と感じたのでした。。
ツアーを実現してくださった錦織さん、勝手な同行を許してくださったみなさん、
ありがとうございます。
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二つめは、
いちまいのおさら 代表のさすらい料理人Koutaさん。
(リンクはこちら)
ダッチオーブンと、春にはまだ少し早い山とぱちり。
この時は、美郷町の友人の古民家が会場となり、
その地域周辺で収穫採集できるものを中心に
出張料理人としてフルコースを作ってくれた。
ブログで紹介したい、強烈だ、と
思った理由は大きく3つ。
1)年齢がさして変わらなく、やりたいことや夢の実現のために秩序だてて実践を重ねていること
2)パーマカルチャーの理念が生き生きと事業計画に反映されていること
3)働きたい、働ける場所がないなら自分たちで創るという信念
旅が好きで人が好きで親子が楽しむ場所機会をつくりたくて、
食べ物で笑顔になってほしくて…それを全部叶える生き方を、
生業とする、ロールモデルを作ったろう!
そんな感じで、Koutaさんには将来何になりたい?という問いに対して
いわゆる就職活動本に載るようなジャンルの区切りは無意味になる。
こんな生き方、暮らしを実践したい。という想いがはじめにあり、
そのために、どんなことで生計を立てていくか
自分が取得すべき技術や、つながりはどのようなものかを考えていく。
とても有機的で、かつ自立した方法だと思う。
「そう!それなんだよ〜!!!」と心の中で共鳴した記憶がある。
タイ・・・?だったかな
カルパッチョ☆紅芯大根と庭の花添え
イノシシ肉のローストと
地元野菜煮込み
素敵な生き方よ。ほんに。
てなわけで、気持ちよい日々を過ごしていきましょう〜
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